おとこの台所について

おとこの台所グループは世田谷区内9ヵ所の拠点(松原、上馬、桜新町、八幡山、上北沢、烏山、野沢、きたざわ、中町)で、シニア男性の料理サークルを運営している団体です。2002年創設以来活動実績を積み重ね、現在の会員数は250名ほどになっています。

 

各台所ごとの活動内容

入会したら、所属する台所を中心に活動します。

 

① 定例会

各台所では月2~4回定例会を開催しています。これは「おとこの台所」の基幹的な活動で、買い物をし、料理を作って、会食・懇談して、後片付けまでします。定例会のメニューは各台所の厨房担当が選定しています。メンバーは所属する台所の定例会に月1回参加していただきます。月内で異なるメニューの会を開催している台所もあります。メンバーは所属する台所以外の台所の定例会に参加することもできます。

 

女性はメンバーになれませんが、ゲストとして会食のみに参加することができます。男性の作った料理を食べて後片付けもしなくていいと好評です。

 

② 花見会、新年会など

各台所では、定例会の他に自由参加のイベントとして、お花見や忘年会、新年会、納涼会、見学会、遠足などを企画して実施しています。

 

③ 出前シェフ

各台所では、「あんしんすこやかセンター」(世田谷では「地域包括支援センター」のことをこう呼ぶ)や団地自治会などとのコラボで、地域の独居老人と一緒に料理を作って、会食・懇談するボランティア活動をしています。

 

④ 看護実習生の受け入れ

調布市にある看護専門学校の在宅看護論実習の一環として看護実習生を受け入れています。各台所ごとに2〜4名の実習生を年に2〜3回受け入れています。看護士の卵の若人との交流はシニア世代に良い刺激を与えてくれます。

グループ全体のイベント

拠点数と会員数の増加によりグループ全体のイベントを実施するのが困難になってきています。そんな環境下でも唯一のグループ全体のイベントとして、毎年5月に創立記念祭「さつき祭」を開催しています。

 

コロナ禍のために2019年を最後に休止していますが、グループ全体の会員相互の親睦のために再開を検討中です。